バクチク




櫻井敦司

今井寿

星野英彦

樋口豊

ヤガミトール



■バクチク夢日記■




***出逢い***

初めて聴いたのは1993年くらい。
兄が『殺シノ調ベ』から3曲、テープに録ってくれたのが最初。
「惡の華」「DO THE "I LOVE YOU"」「JUPITER」
そのテープは流行りものの洋楽が一緒に入っていた為、
はじめは バクチクを外人だと思ってました(笑)
「遊びはここで終わりにしようぜ」って、もろ日本語なのに。
当時、地味〜な中学生だったわたしは、バンドなんて全然知らなくて、
不良の音楽だわと、恐る恐る聴いたものでした。
(クラスで一番不良のヤンキー君が「俺、バクチク好き〜」と
言ってたので印象が悪かったみたい 笑)

しかし3年後、友達の影響でaccessを経て音楽にハマり、
バンドものに興味を持ち始め…家にあった『殺シノ調ベ』を
引っ張り出し、聴き直すに至る。
恰好良い…すっげえ恰好良い…と特に「TABOO」にハマりました。
あっちゃんの声がすっごい気に入った。
14曲、全部好きで、もっと聴きたくなって、
レンタルをしたのが『Six/Nine』
1996年4月9日
何て恐ろしいアルバムだと思って、怖くて怖くて、
涙流しながら、何度も何度も繰り返し聴いて、
バクチクのことをもっと知りたくなった。
歌詞にものすごい衝撃を受けて、揺さぶられた。
ちょうど翌月の5月にシングル「キャンディ」、
6月にアルバム『COSMOS』が発売され、
8月に大阪城ホールでライブがある!と知って、
ただただ生で見てみたくて(怖いもの見たさに近かった)
無理矢理友達誘って、チケットを取りました。
ライブに行くなら昔の曲も知らなくては!と、
7月には、レンタルと買ったので全アルバムを揃えた。
初めて行ったライブの感想は…「何だろうこれ…?」
後に、あの日はあっちゃんの調子が悪かったらしい、とか
機材トラブルがあって開演もすごく遅れてた、とか
聞いたりもしたけど、とにかくよく判らなかった。
「楽しいのかな?これ?」とか思って。
「判らん!もっと行かないと!!」と帰り道に燃えておりました。
思えば、その時からもう抜けられなくなってたんだろうな、
なんて思います。

映像で初めて見たのは1995年春のMステスペシャル。
「惡の華」「唄」を演奏してたとき。
まだなーんにも判ってない頃。
へえーと思って見てたんだけど、あっちゃんの顔が怖いのなんの。
今見てもおっそろしい顔をなさってると思う(笑)
一緒に見てた父が、「なんやあの眼は…」とか言ってたし。
その後、なんとなく見たポップジャム(95年秋「鼓動」「誤解」)
では、星野さんがカッコイイ!!!と友達に騒いだ記憶。
あーゆう顔が好みなんですね、実は。
あっちゃんのことは…なんつうか…美形だと知ってたので、
今更言う必要がない、て感じで気にならなかった。
なんつうの、砂糖が甘いのは当然、みたいな。
甘い甘い!とか騒がんでいい、みたいな。
結局その後、バクチクにハマった結果、
声が好きなのを窓口に櫻井敦司にスッ転ぶわけです。
やっぱり騒ぐ必要があった!(笑)
ほっとけるか〜!って。

ただし。
2003年モナリザツアーを経て、すっかり今井さんにも転んでいます。

(2004.9月 改稿)