TOUR 2002 *WARP DAYS*
4/3 川口リリアメインホール
7時から8時すぎぐらい

あやしげSET LIST
・疾風のブレードランナー
・21st Cherry Boy
・薔薇色の日々
・WARP DAY
・TRIGGER
・謝肉祭
・DOWN
・GHOST
・君のVANILLA
・極東より愛を込めて
・Long Distance Call
・MY FUNNY VALENTINE
・Baby,I want you
・idol
・Brilliant
・王国
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・さくら
・...IN HEAVEN...
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・KISS ME GOOD-BYE
・NATIONAL MEDIA BOYS


今日の席は、1階13列48番。星野側の一番はしっこ。
花道が10列目ぐらいまで伸びてる。
来てくれたら、結構近いかも。
はだしになって、待ってた。

絶対、ブレードランナーから始まると思ってた。
予想通り、ブレードランナーに繋がるようなSEが流れる。
5人が来る。
ゆーちゃん、アニイ、星野さん、今井さんが、出てくる。
ああ、B-Tが来る。
ブレードランナーが始まる。
カウントダウンのコーラス。
ドキドキして、ずっと口を押さえながら、待つ。
あっちゃんはなかなか出て来なくて、イントロが終わる頃、やっと。 あっちゃん!!
…!?何?頭?帽子?何か巻いてる?
ターバンかと思った、違う、ヘアバンドだ。
何だぁ!?
おでこ全部隠すぐらいの、幅の広いヘアバンド。
…何だろう…(いやそれどころではないんですけども)。
曲が、始まる。あっちゃんが、歌い出した。
すっげえ、イイ声で。
でも、ちょっと、緊張してるのかなって思った。
初日、初めて客の前で歌う感じ。
でも、声がすごく出てて、張ってる。
「ともに青い春を」を、言えなかったあっちゃん。
そこ、大事なのにー!
2回目も、「…ぁおい春を〜」ってなってた。
緊張してるのかな。
「Baby Maybe」は、客にマイクを向けてた。

衣装、あっちゃんは頭に黒い幅広のヘアバンド。
上が結構長めで、膝近くまである、ひらひらしたもので、
袖口とすそに、ヒラヒラがついてる。
アジアっぽい。
パンツは、すごく細身のもの。
今井さんは、黒白のストライプジャケットに、
パンツは古着っぽいデニムにパッチワークのような縫いつけがあって、
左足半分巻きスカート(どこかの国旗風)。ごついブーツ。
髪は、オレンジっぽくてつんつん立てて、サングラスして登場。
星野さんは、年末武道館と同じく、袖がシースルーになってるやつ。
腰に色々巻いてて、今年の流行風。
ダボ系のパンツ。ごついスニーカー。
髪切りましたね。
ゆーちゃん、かなりの茶髪に!!
衣装は黒っぽかったぐらいで、憶えてません(汗)。
ニコニコ可愛い。
アニイ、赤い。(それだけかよ!)
ごめんなさい。

2曲目は、ちぇりー。繋がる曲だから。
やっぱ、こうじゃなきゃね。
コーラスは、客と、今井さんと。

薔薇。
そおか、武道館と一緒だなって思ってた。
早くも今井さん、花道に…!
ヒデの曲だしな、って感じで遊びに来てくれた。
かなり近くで、見れて、もう、感動にわたし口が開いてました。
今井さん目の前に居るのに、口ぽかーん。ダサいぞ!
今井さん超可愛いです!
えええ、完璧!!
うわぁー、色白い、可愛い、可愛い、どこ見てんのかわかんない!
でも、結構、客を、見回してた感じがする。

『今日はこんなに集まってくれてありがとう』

WARP DAY。
わたしこれすっごく好きで、あのぐにゃぐにゃした音が。
ああ、アルバムの音がかなり再現されてる。
気持ち悪さが、気持ち良くてすごく好き。
手を広げて、あっちゃんが踊る。
ステージ際のモニターに乗り、一段高く。
ああ、綺麗だ。
何て綺麗な人なんだろう。
…それにしても、痩せたね…すごく…。
「僕を抱き締め」って言葉通り、曲が終わっても、
あっちゃんはずっと自分で自分を抱き締めていた。
客席に背中を向けて。

TRIGGER、アニイのドラムが…!
アルバムでもすごく音が好きで、しかし生は凄い!!
すっげえ格好良い!!!
「俺は弾けるトリガー」で、トリガーを引く仕草。
客に向けて、引く!引く!引く!
「血が俺の友」で、心臓を掴んで。
「足掻き もがけ」って、逆に歌ってた。
アウーのコーラスは、今井さん。好き。
「俺はここでお前を待ち続ける」のとこで、待ってたよって思った。

謝肉祭。
綺麗なイントロだなあって思った。
Aメロ、あっちゃんの声が高くて儚げで、好きだ。
Bメロの裏声、ちょっと、しんどそう…?
頑張れーって思いながら。
「仮面の夜の」って顔を手の平で覆ってた。
曲が終わってからも『さぁ笑って…』と歌ってた。

『新しい曲はどうですか?』
『じゃあ、少し前の、個人的に気に入ってるやつを』って言って、DOWN。
あっちゃんDOWN好きなんだねー。
わたしはどうしても、99年の夏を思い出すよ。
でも、今歌詞を聞いてみると、結構今のあっちゃんと重なるのかな。
すごく、叫んでた。
そうそう、この曲でヘアバンドを外しました。
ずーっとやっぱりわたしは気になってて、て言うかイヤで(苦笑)。
外した瞬間、(そうよ!それがカッコイイよあっちゃん!)
と思いましたよ…ああ、思ったとも。

GHOST。
「首筋には真っ赤な傷」で、首に手を当てる。
何だか、色気を感じる。
投げやりな感じなこの曲、すごく好きだ。
「透明になれる」両手を空に広げて。
「愛して」「見つめていて」と繰り返す、切ないよ。

このへんで、確かバニラだった。
あっちゃんが何か言って、いきなりアニイが始めて。
知ってるけど、大好きなこのドラムは何だ!?
最初、バニラだって判らなかった。
もう、「ちゅー」のコーラスが!!!
あっちゃん、二役演じてる感じで、二つの声。
低い方の声が好き。
ああ、やらしいなあ、好きだなあ。
「あんたが大好き」って言えて、嬉しい。
聞きたかったんだよ、バニラ!!

『THIS IS SEX SHOW!!』

このあたりの曲順、だいぶおぼろげ。
極東愛込。
イントロであっちゃん、激しく頭を振る。
ヘドバンだわ!!とか思った。
すっごい5人が格好良くて、こう、前へ向かってくる感じ。
なんて良いバンドなんだろうって感動してた。
音が、カタマリになってぶつかってくる感じ。
「今こそ この世に生きる意味を」
素敵だ。
どの曲だったのかな、あっちゃんと今井さんが背中合わせに寄り添ってた。
短い時間だったけど、素敵だった。

そして、Long Distance Call。
切ない曲で、ライブで聴いたら泣いちゃうのかもと思ってた。
でも、思ってたよりもそうでもなくて、
あっちゃんは覚悟が出来てるような、そんな風に見えた。
泣き出すよりも、「俺は行くよ」を感じた。
アニイが凄くて。
あんなに切ないドラム聞いたことない。
体の底まで、響くような。
曲が終わると、拍手。
何も言えない。呼びかける声も、少ない。

ここだったかもうわかんないけど、あの曲が!!
わたしの大好きな大好きなMY FUNNY VALENTINE!!
B-T好きになった頃からずっと大大大好きで、
今もまだ好きな曲一番の座は変わってないかも、ぐらい大好きな。
もう、しぬまでに一度でもいいから生で聴けたらな…って思ってた。
でも、ほんとに不意打ちで、思ってもみなくて、泣けました。
Climaxに、一気に頭が逆転する感じ。
10年前が見える。(ビデオでしか知らないけど)
今井さんの唄が嬉しくて、星野さんのギター大好きで。
今井さんの唄に、あっちゃんのコーラスが重なる。
今井さんゆらゆら、踊ってる、アノ頃と同じに!
「灰に埋もれたRHAPSODY」って。
RHAPSODYってこの頃にもう、言ってたんだよね。
嬉しくて。
MY FUNNY VALENTINE。

『MY BABY!』『BABY?』
客に言ってるんだけど、わかんなくて、反応が悪い。
『BABY!BABY!Baby,I want you!!』ってあっちゃんが言って、
ようやく曲の前フリだと判った。
ごめんね、にぶくて。
わんわんの中でも、ライブで聴くこの曲は大好きで、
実はずっと立ち尽くしていたわたしは、やっと、体が動き出した。
やっと、跳ねてきた。
ゆーちゃんが、ステージ前に出てきた!ヤッタ!
しかし、今井星野が、星野側花道に揃ったので、釘付け。
うわわ、もう、すっげえ格好良いんですけど!!
うちのギタリストさんったらもう、並んでなんて素敵!!
今井さん赤いグレッチで、星野さんはグレー?
二人して、客にピックあげまくり。
特に星野さん、あげまくり。
腰に巻いてたチェーンとかもあげてた。いいなあー!!
あっちゃん凄く嬉しそうで、親指立てて、笑ってた。

『最高の夜だ』

どこでか忘れたけど、お客さんに酒瓶をあげてた。
だけど、その後に、そこへ行って、『ちょっと頂戴』って感じで
返してもらって、呑んだらまたあげてた。
いいなあー!!(そのお客さん)

Brilliantでは、今井さん星野さんゆーちゃん、椅子に座り。
アコースティックぽい雰囲気で、あっちゃんだけが立って歌い。
本当に、良い声で。
いい唄で。
星野さんアコギで、今井さん赤マイマイで。
アニイは、小さく参加してました。
みんなの拍手に、自分でも、拍手をしてたあっちゃん。

王国。気持ち良かった王国。
あっちゃん、ステージの一段高い中央に立ち、
イントロを歌った後、星野側のソデに向かって『上げて』の仕草。
エコーの度合いが、そこから上がった気がする。
すごく、ふわーっと、広がる。
体の奥から出てるような、本当に心地良い声。
今井さんは、白のスタビライザー。
ブレードランナーで始まって、王国で終わりたかったんだね。
アルバムの流れをそのまま生かしたようなセットリストだと思った。
あっちゃんは曲の終わりを待たず、満足したように袖へ消えた。
星野さん、ゆーちゃんアニイが行っても今井さんはまだ居て。
ギターをうにょうにょいじっていて。
今井さんが終わらせて、本編終了。


アンコール。
手拍子はあるものの、声が小さく。
なかなか揃わなくて。
早くみんなで呼びたい!!と思ってた。

さくら。
武道館に引き続き、また、聴けた。
あっちゃん、好きなんだね。
今の季節だから?今、そういう気分だから?
目を閉じて、わざと聞いてみる。
最高に贅沢な気分になる。
目の前にB-Tが居るのに、耳だけで感じる。
でも、勿体無くて、すぐ、目を開けたけど。
今井さん、細かいフレーズを刻んで。

『アンコールどうもありがとう』

懐かしのイントロ、IN HEAVEN!!
I CAN DO!!に星野さんコーラス、嬉しい!
客もみんな、歌ってる。飛んでる!
星野さんがギターじゃかじゃか弾いてる姿が目に残ってる。
このままMOONLIGHTに続くかな?と思ったけど、終わっちゃった。
あっちゃん笑ってた。

2回目のアンコール。
さっきよりも、みんな声が出てる。
早く出て来て欲しいってみんな思ってる。
だけど、なかなか揃わなくてもどかしい。
客みんなで声を揃えて、呼ぶの、大好きなんだ。

そして、5人は帰って来てくれた。
あっちゃん、ツアTに着替えてきた。
あっちゃん、細いよ、大丈夫なの?心配だよ。
他のみんなは、衣装に変わりなし。
アニイが、ステージ際の花を取って、客にあげてた。
2回目のアンコール、始まったのは、またしても懐かしい曲。
今井さんが奏でる木琴の音。
KISS ME GOOD-BYE。
音の切れがいい。少し高くて。
2002年版だなって思った。
またしても、Climaxの映像が蘇る…
でも、その頃よりも、もっと、イイ声で、あっちゃんは歌った。
星野さんのコーラス。
聴けないと思ってた曲達を、惜しげもなく、聴かせてくれるんだね。
過去のものではなくて、今も、B-Tの曲だってことなのね。

袖に引っ込むあっちゃん。
もう終わりなの?と思ったら、Tシャツを持って帰って来た。
黒いツアT。
今井側の客席に向かって、『いるか?いるか?』って素振りを見せつつ、
遠くを指してたくせに、真下に落としたりして。
お茶目さん。
『最後は弾けよう』 そんなようなことを言って、最後の曲。
ハッと気付く。
終わっちゃう、この幸せな空間が終わってしまうんだ、と。

NATIONAL MEDIA BOYS。
なんっていい曲なんだろう!!
「良かれ悪かれ今そこにそうしているのが最大の強み」
今井さん、その言葉はもう、何よりも正しいです。
みんなで手拍子、あっちゃんも。
今井さんがぴょんぴょん跳ねて、嬉しくて、わたしも跳ねた。
今井さんも星野さんも、あっちゃんも、花道まで来てくれて。
星野さん、今日すごく永瀬に似てる…。
あっちゃん、星野側の花道で、客に群がられながら、
愛しそうに、その手に触れていた。
ファンを愛しているのね?
嬉しくて。
今井側の花道に行って、客の男のコにマイクを向けて、歌わせてた。
あっちゃんすっげえ嬉しそうだった。
親指出して、OKサイン。
男のコもすごい嬉しそうだった。
曲の終わりを待たずに、あっちゃんは去った。
いっぱい投げキスをして、嬉しそうにね。
袖に消える前、後ろ向いてた今井さんのおしりにお触りしてった。
嬉しそうに(笑)。
今井さん、『何よ』って振り向いてました。
今日のライブは満足でしたか?あっちゃん。
残った4人で、演奏は続く。
終わりに向かって、みんなで、目を合わせながら。
今井さんが、アニイに向かって手の平を見せて、
ジャジャジャジャジャーン!!って、5回で、終わった。
ユータ、帰り際、ズボンが下がっちゃったよ、みたいに
ズボンをえいえいって引き上げる仕草。
なあに?すっげえ可愛いんですけど!笑顔で!
星野さん、ゆらりと手を上げて、ゆらりと出てった。
アニイは、スティックを2本投げて。
1本は、今井側の2階席へ飛んで、友達が取ったんだ。
アニイは去り際、おしりペンペンしてった。
今井さんが、最後までステージに居て。
それがすごく、嬉しかった。



わたしの位置からあっちゃんを見ると、ちょうどその後ろに今井さんで。
あっちゃんと今井さんを直線上に見れる場所で。
いつもはあっちゃんばっか見てるんだけど、今井さんもよく見れた。
そして、今井さんってすごくあっちゃんの周りをウロウロしてる。
つかず離れずって感じで。
どこだったか忘れたけど、手を差し伸べるファンに、
あっちゃんは客席に頭を差し出して。
頭を撫でられていた。
自分もやったことはあるけど、この人はほんと、触って欲しい人なんだと思う。
甘えてくる瞬間が、ライブ中に、ある。
だけど、きつく引っ張ると、怒るんだよ。
あっちゃんは、慈しまないと。
やさしく。

寿ぶりのライブの時なんかは、いつもそうなんだけど、
乗れなくて、動けなくて、ずっと手を握って直立不動になる。
ただ、もう、目と耳だけしか機能しなくて、余裕がなくなる。
今回もやっぱり。
何でかな?わかんないけど、考えんとこうと思いすぎて、考える。
頭が無にならなくて。
どこか冷静で、だけどあっちゃんあっちゃんって考えてた。
何だか知らない人のような。
何でかな?
B-Tとの距離を感じた。
目の前に居るのにね。
また、馴れてない。
やり直しだ。
知ってる人だよ BUCK-TICKだよ 大好きな。
だから幸せだけど、馴れてなくて、一生懸命見てた。
心臓で感じなきゃいけないのに、頭で見てた。
ああ、でも素敵だった。
いいバンドだ。

『最高のファンと、最高のスタッフと、最高のメンバー』

ありがとう。
すっごく幸せ。